日曜日は日曜美術館を見る

今日は長谷川利光の驚くべき世界を見た

天才画家 その強烈な個性に圧倒されました

正午前に何時ものコ-スを二人で散策

水面を背景に菜の花の塊 傍の秋枯草も美しい

無彩色の中の際立つ採色 歩きながらこれは生け花だと思う

次の二枚も生け花だ

枯れすすきの絵画 直線と緩やかな曲線のカヤの見事さ

余白のしつらえもよし

散歩道と言わず田舎環境には沢山の自然芸術が点在している

ソレラを構成しているものはやがて廃れたり塵になり

だが今は見事な作品だ

滿汐 潮が満々と豊

風はなく鳴く鳥さえいない

静かさを破るのは足元に寄せる波の音のみ

「ざぶん」それだけ

何処までも澄み切っている

水平線 空の青さと水の青さを仕切っている

海の青さは濃く深い この水平線の遥か彼方の大陸を目指した古代人

壱岐水道は今も昔も人の交差点

この山里にはその流れをくむらしき古墳がある

前方後円の古墳だ

大和朝廷に関わりのある人物が眠っているとのこと

更に弘法大使 遣随使 遣唐使の渡海の出発の地ともいわれる

秋の澄んだ日にはここから壱岐の島が見える

私の散歩道には様々の情報がある

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