毎年年末には松、竹、梅を生けるが その素材は見事に思う 特に竹の美しさは格別だ 我が家には孟宗、呉竹、破竹がある いずれにせよ切った竹を湯か食油でふけば見事な竹の緑が 輝く その竹の見事さは他の花材を受け入れて 味わい深い作品に仕立て上げてくれる 昔は孟宗に万年青をよく生けたものだ 孟宗の深い緑と万年青のいろそし...
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雪が降った 庭から表通りは真っ白だ 数年に一度と言うほどの雪です 北国は豪雪というのにここでは珍しい 正午前始業式を終えた小学生が゙3,4人それぞれ雪だるまを 胸の辺りに抱いている 雪が珍しく又嬉しいのだ どこか深く積もったところで集めてきたのだろう 昔 私にも経験がある 懐かしい 店から正月花の売れ残りをもらってき...
新型コロナが再度勢いを増しつつあるなか 水害の恐れと、皆大変なおもいだろう なぜ日本列島には天災がかくも襲いかかるのか 不思議である 庭の仕事は雨のため休んでいるが 久しく生けていない花を生けたくなる 生け花は集中していけるので コロナのことも 水害のことも暫し忘れている だが心配は続いている アジサイは時期すぎだが、...
母の日が過ぎてもバ-は嫁からのプレゼントを大切にしていた 今年の花は実際よく持てていた 過ぎた花を取り除いては 「未だ生き生きしているね」私にいうでもなく 花かごに言うのでもなく、呟いていた 長い間 花を人様に差し上げるための仕事から 今は嫁から贈られる立場にかわっていた 「やはり花はいいね」とときにふれてはなした バ...
紅スモモとカラ- カラ-の茎を思い切り長くつかぅてみる すると印象はことのほか変わる 最近 紅スモモの枝葉はアレンジメントによく使われている 強い印象の花材だ バラ丹頂が虫と病気に痛められながらやっと咲いた 痛ましいながらも拍手を贈りたくなる クレマチス 凛然とした気品で辺りを圧倒する 朝ごとに「今日も咲いてた」と喜び...
降りしきる雨 雨は朝から降り始めて 新緑の森を更に青 青と深めている 昨日 見るともなく梅の木をのぞき込むと 緑の初々しい実が数個枝にとまっている姿に出会う 今年も 確実に実をつけてくれたね 思わず呟いた 実をしみじみと愛おしく感じていた 落葉枝に花をさかせ やがて実をつけてくれる 自然が作り出してくれる 自然の営みが...
雨の中で白いバラが三輪さいた その向かいにクレマチスが6,7輪咲いた 明るいブル-の花 今年の八重桜は、遂に生けなかった 本当は生けたくて堪らなかったのに タイミングがあわなかった 八重桜は日に日に色あせていった 毎年のような色つやが出ない もっと重く深いピンクになるはず 待てど花の色調と雰囲気がきてくれない その内花...
風なく 雲浮かばず 初夏全開の日差し どこかで蝉が 鳴いている気がする 底抜けの好天 野バラ、大手まりそしてカラ-が出会う場所 この季節は庭歩きの折、立ち寄りたくなるひと隅 ましてや花達が待っている予感がある この野バラ もうここに20年前から毎年花を咲かせている 初めは新しく購入して植えた大変上等の品種 2年ほど花...
晴天が続いている WGというなか車はまったくまばらです 田舎のここでもコロナ警戒にはみな同じ気持ちらしい 嬉しいことそしてありがたいこと だが誰しもこの素晴らしい季節じっと耐えているのは 大変だろうなとおもいます つるバラロサは樹木の木陰で柔らかな光線のした 実に穏やかな雰囲気だ 数年前は大きな山のようになったので 退...
快晴だが気温は早春のように冷たい 既に冬物としてしまい込んだ中から、厚手のセ-タ-を探し出して着る 昨日と今日月に一度づつの内科と眼科に行く ドアが開くと目の前に消毒の準備が出来ていて緊張感が迫ってくる 皆マスクをしているのでしらぬ人ばかりでアル 患者も申し合わせたように密を避けてばらばらに腰を下ろしている 今は非常時...
季節だろう カラ-の花が次から次に立ってくる 季節が進むにつれ庭の花も次々に咲いてくる 昔からの花新しい花、順序よく咲いてくれる 花の咲く順序は極めて正確だ 自然の中にすっぽり浸っていると 自然の営みが手に取るように感じられる 昨日に続き今日もカラ-を生けた 店にオ-ルドロ-ズの大輪がはいったのを 持っててきてくれた ...
古い品種のからですが、らしくていいです 改良された新しいカラ-は素敵ですが古いのは又 率直にいい味 カラ-の葉は分厚く広く 柔らかいながら重みがある 一枚より二枚重ねた方が、更に強く魅力的だ 春から初夏にかけてその青さは季節にふさわしい 我が家の庭に足を踏み入れた人は、皆等しく 広い庭でいいですねと言ってくれる だが ...
正午近くから雨が降り始めた 予報どうりである 細い雨の中を歩いていると カラ-の花株が溢れんばかりに咲いて雨に濡れている 見事だ 花を10本抜いて持ち帰る 花器をどれにするか、あれこれ当たるがこの際 透明のアクリル器にした 最近はカラ-のみならず花の品種改良がさかんに勧められているが このカラ-は昔からこの地にあっ...
日中は二〇度を超す暑さ 桜が終わり、八重の桜を待つ間の今、、、だが八重桜はピンクの重厚な花びらを見せ始めている もう暫くで、春の空は賑わいを増すことでしょう 大手まりの花は早春の未だ寒い中で芽をふく その芽をよく見ると既に花の蕾を宿している こんな形態の花は珍しい そして日に日にその芽は大きくなり今成長を 完成に近づけ...
この春、庭の椿にふときづいてよく見ると赤と白の2色の花がコトのほかに綺麗だ 毎年見慣れた花だがほれぼれするほど新鮮だ 花にふれたとき、いい気分だったのか 思わずシャッタ-を切った それからは毎日この椿を訪問するほどであった 素晴らしい花を見ると何時までも見ていたくなる その間が心が穏やかで癒やされているようだ モンステ...
ほおずき 枯れものです 今年のお盆はほおずきの不作で 高値でした 使った後を枯らしたら色も鮮明にあがり ビンにさしてみました ですが何時までも鮮明な色が続く筈も無く次第に薄れていくのが自然ですね 日本の風土にはドライフラワ-はなじみそうにはないようですね 梅雨のシ-ズンは 高い湿度でカビにやられます とはいうものの や...
モンステラとヤツデの鮮明な陰がいいなぁと後できずいた この日はうだるような猛暑だった 汗が流れて気が滅入るような記憶をことさらに思い出す アトリエの窓には暑い日の陰が差し込み小鳥たちの鳴き声も この日蝉の声も無い 草木でさえその葉をたれている 生きとし生けるもの皆沈黙を貫いた...
柿の季節が過ぎていきます 冷たい風と冷たい雨が季節の変わり目になります 昨日は日が照っている午後にモズがキキッと鳴き 暫く裏の山で その気配を感じさせていました モスがいたのだ ホットします 数年前 モスの気配が全く途絶えて モスも雀のように 姿を消すのかと気がかりになったことがありました 数年前にミカンの木が多いので...
枯れ物材料 蔓 枝 キササゲの枯れ枝にクロスプレ-を吹き付けたもの ハランが作品に息を吹き入れてくれた...
花壇の隅に下向きのバラをじっと見ていると よく開き葉は虫に痛められているにもかかわらず 魅力的でそれを切り取り コップに挿してみた 続いて中庭のプチトリアノンも一枝切って 同じくコップに挿してみた すると気さくでかわいい生け花が誕生した こんなの肩がこらずさりげないね 自分で納得 庭ではバ-が掃除をしながら塵を燃やして...
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