梅が全開になった今日南西の温かい風が吹いた
風は昨日までとは逆でセ-タ-だけで気持ちがいい
明日の予報は更に気温が上がり4月の陽気とか
何時もの散歩コ-スを歩きながら このまま春になるのでは
とさえ思ったりする
でも数日後は極端な寒気に見舞われるとか
しかし2月16日 2月も半ばになればもう案ずることなし
一度や二度寒いと思っても 既に春だ
散歩道のコ-スは大きな貯水池の中程に橋が架かっている
その橋を渡らずに池を一周すると時間にして45分になる
今日から橋を渡ろうと私は提案した
二人とももう無理な努力をする年齢ではない
橋の欄干にはめ込まれたステンドグラスのようなデザイン絵 寒い風の中では
よく見る余裕はないが今日はゆっくりシャッタ-を切った
この町特産品のようだ
メロン みかん 魚 花は椿 白蓮 その他多数
橋をゆっくり渡ったところに
菜の花が咲いている
春の訪れの花として既に何度か掲載した
花の傍に立ち留まると花の奥の岸辺から柔らかな風が流れて来る
何度も何度も迎える春
特にこの里では桜を植栽してからは
春の再来は桜の開花の春だ
我ながら1000桜の完成をアッパレだと思う
「桜を植えて何になる」「桜を植えたら作物には陽が当たらない」
「その経費は誰がだすのだ」「なぜ人のために桜を植えるのだ」
「風が吹いて倒されたら誰が起こす」「桜には毛虫が付く」
意見はそれぞれ 聞いていれば際限がない
そんな時 明るく前向きの意見はなりを潜める
私は一つ一つの発言に真正面に対座した
逃げる者か やり抜くぞと私は決意した
事実 資金は市役所の助成金と地元数人の有志の寄付で成り立ったが
公には寄付金を募らなかった
だからこの事業では有志の他に誰の腹も傷まなかった
それだけにこの事業の成り行きには
理解できない経緯が残った筈だ
事実里の代表格の人は怪訝な質問を何度かしていた
事業に積極的に賛同し推進し更に資金を出し合った数人(発起人)は
春の桜の開花を誰よりも味わい深く心底から喜んでいる