正午近くから雨が降り始めた
予報どうりである 細い雨の中を歩いていると
カラ-の花株が溢れんばかりに咲いて雨に濡れている
見事だ 花を10本抜いて持ち帰る
花器をどれにするか、あれこれ当たるがこの際
透明のアクリル器にした
最近はカラ-のみならず花の品種改良がさかんに勧められているが
このカラ-は昔からこの地にあったようにおもう
素そうと伸びた花茎は瑞々しくて何時までも眺めていたい
それはそうとして世界を席巻しているコロナウイルスは
実に不気味だ 時代の大きな転換期という声を聞く
物質文明は発展を極めたが 人の精神面、内なる内容は
後退している、人の声をよく聞く「自分のことが先だから
昔はよく聞かされたものだ、世のため人のためは今は聞かなくなったね」
世のため人のため、そして国のため、、、、
今の時代 それをいうたりすると冷笑を浴びたりする
時代の進展とは「我先か アメリカンファストか」
人もよし 我もよし、、、は時代遅れだろうか
コロナウイルスの収束を地上の人間誰しもが願うことだが
我々の気構えについて考えないと、ただただ収束のみを
願うのは片手落ちに思えてならない