10月になっても天候は不順でいつの間にか秋は深まっている

庭の八重桜の枝は葉を落としたり黄変してたりしていた

過ぎ去った夏は二人とも体調を崩して そのせいで庭には手が入らないでいる

荒れに在れた庭を朝夕歩いてみてウンザリして一人で苦笑する

あんなに見事だった庭 ふと息を吐く

葉を落としてしまった裸木を見て又寒いシ-ズンが始まると思う

だが枝を凛と張る木々の姿は緊張感があり見ていていい感じだ

つい数日前に福岡に住む弟のHちっやん夫妻が来て庭の掃除を手伝ってくれた

すると人の息がかかったところから庭が改まっていく

その後バ-も少しずつ庭に下り立つのでその分再生していくのが嬉しい

赤白のバラが咲いた

これからバラの季節というのにパラパラとちじかんでしか咲いてはくれない

当然なことではあるが寂しい

 

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