昨日夢中でいじっていた葡萄蔓は完璧に乾燥がすすんで
折れてしまう 仕方の意ので全部捨ててしまった
その後で捨てた場所を通りかかったとき 捨てた蔓を見ていると
蔓の節々の脇枝のなんともいえないあどけなさが気になり
再度拾い上げて別の処に保存することにした
それら私の行動を見ていたバ-がにやにや笑いをかみつぶしていた
葡萄蔓は暫くは触るまいと思い その他の蔓に手がいった
蔓となれば蔓だ 自分の内部まで蔓が浸透していて蔓や葛から他のものへの気持ちが
切り替わらないのだ
昨日使い残しの蔓を表裏 斜めから縦にして眺めまわした
そうしているうちに昨日の壺にあてがうとスパッと安定した
それからふるえだを連想して古枝深山霧島の繊細な枝を加えると
いいや とおもう
それから庭のシロチクの葉を数枚切った
あまり苦労なく作品が終わり バ-一人でかたずけている仕事を
手伝った 一緒に仕事をしていると
「こんな大変な仕事はこれで最後にしようね」と彼女の弱気な言葉
私もそおだねと言ってアトリエに逃げ去った
流木と向日葵を適当に配置してみた
作品ではない 創意がないからだ
自分のこれだという意識がないのだ
疲れてそれ以上を進めていくことにならない
それはともかく今日は飛びぬけて快晴だった
温度は低かったが まるで春がそこまで来ていて
出番の号令待ちを待っているかのようだった
陽を浴びるとぽかぽかを感じて春の嬉しい予感がした
明日は更に晴天が広がり気温も高いとのよほうです