春を思わせる素敵な天気
晴れ渡って体がのびのびする
久し振りに園芸店で春の草花の苗を購入した
数年前から出来るだけ道具に頼った作業をする
者を運ぶにしても植え付けるにしても道具があれば仕事が捗り
完成が早い
今日の苗はポリアンタの新種を主体に植え付けた
未だ夜のおんどが低いので花が咲き続けるのは先のことだろう
兎に角いい天気に感謝しながらの一日になった
我が家の庭に大きく広がる桜 桜がその他の樹木を圧倒している
次は椿 椿は昔から自生しているので群れをなしている
気温が安定していないので開花が順調に進行しない
昨日は花の仲間のＮさんが来て椿の白赤を生けていった
以前からおおらかな花を生けるのが常で見ていて気持ちがいい
生け花が小機用に小さいのは良くないとおもう
のびのびとおおらかな作品でないと生け甲斐がない
生け花は手芸ではない 生け花は人を育てるのだと思う
変にテクニックだけにこだわり 生けた人の気持ちがどこにあるのか
生けた人すなはち作家のモチ－フや感動も感じられないのは寂しい
分かり切ったことながら 技術は作家のイメ－ジを具現 構成するために
大切なはず 技術が単にテグニックになってしまうのはおしい
その点Ｎさんは小さいことなどに捕らわれず 思うがままに
ズバズバと生けていく だから生けあがった時 少々の弱点があったにしろ
作品全体に感動があり好感がもてる 見ていて納得がいくということだ
そんな豊かな作品は其の人を豊かな人に育てていくこと
間違いなしだと思う
